盟友ベン・アフレックとのコンビで荒稼ぎ
マット・デイモン
2023年に得た出演料:4,300万ドル(約63.5憶円)
2007年にも、米フォーブス誌が発表した最も儲けたハリウッドスターの一人に選出されている俳優マット・デイモンは、2023年に4,300万ドル(約63.5憶円)もの金額を稼ぎ、依然、その地位に留まり続けていることを証明した。
マット・デイモンの2023年の仕事といえば、盟友ベン・アフレックと共同で設立した制作会社「アーティスト・エクイティ」が初めて企画開発を行った作品であり、NIKEが誇る名シューズ“エア ジョーダン”誕生秘話を描いた映画『AIR/エア』(2023)が筆頭に挙げられるだろう。
主演を務めたマット・デイモンは、後にNBA史上最高の選手となる若きマイケル・ジョーダンと契約を交わた、“エア ジョーダン”の生みの親を熱演。ビジネス業界を描いた映画は数あれど、本作ほど手に汗握る作品は決して多くない。本作が完成度の高い作品に仕上がったのは、メガホンをとり、自身も主要キャラクターを演じたベン・アフレックの手腕もさることながら、安定感のある芝居で映画を牽引したマット・デイモンの貢献はきわめて大きい。
マット・デイモンは、2023年屈指のヒット作『オッペンハイマー』でも、マンハッタン計画の最高責任者という重要な役で出演を果たしているのは周知のとおりだ。しかし、現地の報道によると、マット・デイモンのみならず、同作の出演者のギャランティーは400万ドル(約6億円)ほどだったという。