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出演作は軒並み「傑作」…野呂佳代の“ドラマ打率”が高い納得の理由とは? 今、求められているワケ。稀有な魅力を解説&考察

元AKB48のメンバーであり、タレントの野呂佳代。バラエティだけでなく、歌手、女優としても活躍の場を広げている彼女だが、巷では“野呂佳代が出演するドラマの打率が高すぎる”と話題になっている。なぜ、野呂佳代は質の高いドラマに出演し続けているのか? 今回は、彼女の俳優としての魅力を徹底考察する。(文・あまのさき)

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【著者プロフィール:あまのさき】

アパレル、広告代理店、エンタメ雑誌の編集などを経験。ドラマや邦画、旅行、スポーツが好き。

俳優としての存在感を強めていく俳優・野呂佳代の軌跡

野呂佳代【本人のInstagramより】
野呂佳代【本人のInstagramより】

 アイドルを卒業し、俳優としてのキャリアを築いていく人たちがいる。アイドル時代の知名度を武器に主演など目立つ役どころを任され、SNSを中心に人々の話題にのぼる。

 AKB48出身の前田敦子はもうすっかり映像作品に欠かせない俳優だし、同じく元AKB48の川栄李奈、元欅坂46の平手友梨奈や元乃木坂46の伊藤万理華など枚挙に暇がない。

 アイドル出身の俳優の中でも、一線を画す存在となっているのが、現在放送中のドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(2024、カンテレ・フジテレビ系)に出演中の野呂佳代ではないだろうか。

 彼女もまた、元AKB48のメンバーでSDN48にも所属していたことのあるアイドル出身の俳優だ。出演作品をさかのぼってみると、ゲストなども含めて2014年頃からコンスタントにドラマへの出演を果たしている。

 だが、野呂はほんの少し前まで、その飾らない人柄と笑いに貪欲な姿勢からバラエティタレントとして確固たる地位を築いていた。もちろん現在もそれは継続しているのだが、ここ数年、そこに俳優というさらなるピースが加わった。

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