ホーム » 投稿 » コラム » 日本映画 » 上半期の民放ドラマ、視聴者を“沼にハマらせた”男性キャラクターベスト5選。心を掴んで離さなかった俳優と沼ポイントも解説 » Page 4

恋をすることで変化していく姿に胸キュン

『お迎え渋谷くん』渋谷大海(京本大我/SixTONES)

『お迎え渋谷くん』公式instagramより
『お迎え渋谷くん』公式instagramより

 妹に過保護で、恋を知らないイケメン俳優。渋谷くんのキャラ設定を見た瞬間から、“沼センサー”が発動していたのだが、やっぱり沼だった。まず、まとっているオーラは冷たそうなのに、実は人一倍愛情深いところがいい。妹の音夢(諸林めい)から「にぃに」と呼ばれているところも萌えポイントだ。

 最初は「感情表現が苦手なタイプなのかな?」と思っていたけれど、愛花(田辺桃子)に恋をしたことで、だんだん変化していくのが愛おしかった。正直、大崎(宮近海斗)のスマートさに心を奪われた瞬間もあったのだが、どんなことがあっても揺るがずに愛花に対してまっすぐな想いを伝えてきたのは、やっぱり渋谷くんだと思う。

 子どもっぽくて、ちょっぴり面倒くさいところもあるけれど、そんなところもひっくるめて尊い。「(愛花)先生以外とは、キスしたくないです!」とキスシーンの撮影をボイコットする場面なんかは、「おいおい」とツッコミたくもなったが、そこまで一途に想われている愛花がなんだか羨ましく思えてくる。

 第8話の「先生が結婚しても諦めません。何度断られても構いません。先生の理想になれるその日まで、生涯邁進し続けます!」という告白も、「ちょっぴり重すぎでは?」と思ったけれど、そんなまっすぐに愛されて嬉しくない人はいない。渋谷くんの漫画チックな動きも、キュートで“沼”だった。

1 2 3 4 5
error: Content is protected !!