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ジョン・コナーに憧れを抱いてしまう

『ターミネーター2』(1991)

サルゴリラ
赤羽健壱 写真Wakaco

―――言わずと知れた、アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作ですね。こちらは赤羽さんが挙げた作品ですが、劇場で鑑賞されたのでしょうか?

赤羽「そうですね。親とではなく、初めて友達だけで観に行った思い出の映画です。あれ? トモ(児玉)もその時、いたっけ?」

児玉「いや、俺はいなかったと思うよ」

赤羽「子供だけで新宿の映画館に行ったんですが、今考えれば、映画体験、大人への第1歩だと思います」

―――思い出深い作品なんですね。

赤羽「僕ら高円寺に住んでるので、距離としては遠くないのですが、ちょっとした冒険でした(笑)」

児玉「小学生にとってはなあ~」

赤羽「この映画を観て、ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)に憧れましたね。中学生になったら、ジョン・コナーみたいになりたいと思っていたんです。でも、ずっと小太りで、しかも天然パーマだったので、ジョン・コナー的な要素は微塵もなくて(笑)。で、中2の頃にストレートパーマをかけたんですが、僕癖毛が強くて…頭を洗って、次の日には、元の天パに戻っていました。まあ、淡い思い出ですね(笑)。

そういえば、ルミネtheよしもと(吉本興業の劇場)のトイレに入ると、いつも『ターミネーター』を思い出すんです。トイレットペーパーが積んであるんですけど、その包装紙に『T300』って書いてあるんです。で、このトイレットペーパーが進化したら、ターミネータになるのかなと(笑)」

児玉「くだらないよ(笑)! でも、何がT300なのか気になるな」

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