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左京(稲垣吾郎) は完璧? 残念? その再現度は? Netflix実写版『幽遊白書』キャスト評価(6)徹底考察

text by ZAKKY

冨樫義博より少年ジャンプにて連載され、今なお世界中に多くのファンを抱える大人気漫画『幽☆遊☆白書』。この度、実写ドラマが2023年12月14日よりNetflixで独占配信された。今回は、原作漫画を愛するガチファンによる左京(稲垣吾郎)の再現度について解説する。(文・ZAKKY)

左京(稲垣吾郎)は神キャスティングの一言に尽きる

左京(稲垣吾郎)
左京稲垣吾郎Netflixシリーズ幽☆遊☆白書独占配信中

左京は、闇のサロン・BBCにおけるメンバーにして、本作における「妖怪バトル」の主催者。妖怪と幽助たちを戦わせた上、富裕層たちに賭博をさせるというフィクサー的な存在である。この黒幕における稲垣吾郎の配役こそが、本作のファインプレーナンバーワンと言っても過言ではない。

元SMAPの一員であり、国民的大スターである稲垣の、貫禄たっぷりな佇まい。その反面、実年齢よりは若く見えるので、原作の左京はおそらく30代半ばという設定であっても、まったく違和感はない。

また、基本的に冷静ではあるが、その実、何を企んでいるのかわからないといったキャラクター像。そんな左京役を任せるにあたり、謎のおじさんと一緒に暮らしているらしい吾郎ちゃんの、素顔を掴ませないミステリアスなイメージは、実にフィットしている。

さらに、これまでの出演作ではあまり見られなかった、長髪姿もサマになっている。何より彼の朴訥な語り口調が「妖怪バトル」の賭けに乗ってきた富裕層に対してつぶやく、「わからない人達だなぁ…だから、おもしろいんですよ」といったセリフと、ここぞとばかりにマッチしている。

最後に第2シーズン『魔界の扉(仙水)編』が制作されるとして、物語の主軸となる人物、元霊界探偵の仙水忍を誰が抜擢されるかはわからないが、仙水と過去に因縁のあった左京を演じる稲垣吾郎とタイマンを張れる俳優を今から妄想したいところなのである。

(文・ZAKKY)

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