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VS構造だけじゃない『ザ・トラベルナース』

『ザ・トラベルナース』第7話 ©テレビ朝日
『ザ・トラベルナース』第7話 ©テレビ朝日

 これで一件落着かと思いきや、歩を助けたナースが騒動を巻き起こす。彼女の名前は八木めぐみ(若村麻由美)。じつは、1年半前まで西東京総合病院で働いていた元看護師で、看護部長の愛川塔子(寺島しのぶ)や、院長の薬師丸卓(山崎育三郎)とは顔見知りだった。

 突然姿を現しためぐみに塔子は驚きを隠せない。それは卓も同じで、彼女を見た瞬間、顔面蒼白となった。

 彼女はある一枚のカルテを手にしていた。そばにいた歩が検査結果を見ると、深刻な膵臓がんだった。これは彼女自身のカルテらしい。めぐみは不適な笑みを浮かべ、卓に「先生に私の手術をしていただきたいんです」と語りかけた。

 …本シーズンは、歩・静VS卓の対立構造が軸かと思っていたが、後半戦に向けてもうひとつエッセンスが加わるのか。卓の隠された過去の回想シーンでは、めぐみも関わっており、彼女の存在が物語の大きな鍵を握っているようだ。『ザ・トラベルナース』が、さらに面白くなってきた!

(文・浜瀬将樹)

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