ホーム » 投稿 » ドラマ » ラストで明かされた犯人の思惑は? 『オクラ~迷宮入り事件捜査~』杉野遥亮“不破“の涙がつらい…第10話考察レビュー » Page 2

「オクラ」メンバー全員容疑者

『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』第10話 ©フジテレビ
『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』第10話 ©フジテレビ

 一方、加勢英雄(中村俊介)殺害事件の捜査が本格的に始まる。加勢の後任・尾瀬義郎(松角洋平)管理官は、警察官連続殺人事件の真相を暴いたオクラを高く評価する人物。加勢殺害事件の捜査本部をオクラに設置し、メンバーに協力を依頼する。

 担当刑事となった不破と志熊(有澤樟太郎)は、門真(山中聡)のパソコンから爆弾事件の指示が記されたメールを発見、発信源が幾多だと知る。再び容疑がかけられた幾多だったが、オクラはパソコンのパスワードを共有していたため、その嫌疑はメンバー全員に降りかかることに。アリバイのある不破以外1人残らず取り調べを受けるも、「全員容疑者」という結論だった。

 病院で目を覚ました愁は、首都爆破テロ事件に関する2つの“チップ”の存在を明かす。

 1つは愁のデスクに隠されており、中を開くとテロまでのカウントダウンが進んでいた。2つ目のチップはテロ計画の首謀者が持ち、愁はその人物が加勢ではないかと予想する。しかし、遺体からチップは見つかっておらず、加勢があらかじめどこかに隠したのか、あるいは犯人が持ち去ったのかー。

 飛鷹はチップを奪った犯人がオクラにいると考えている。結城真一(平山祐介)が死ぬ間際に「オクラに潜り込め」と言及したことや、「HIDE&SEEK」ファイルのブラックリストにオクラのメンバーの経歴が記載されていることなど、そのすべてが「オクラ」に答えがあることを指し示しているからだ。

1 2 3
error: Content is protected !!