ホーム » 投稿 » ドラマ » 最高のラスト…一方で、続編を期待せずにはいられないワケ。インパクト強すぎの新キャラも?『全領域異常解決室』最終話考察 » Page 2

演劇界の至宝、
藤原竜也と柿澤勇人の直接対決に大興奮

『全領域異常解決室』最終話 ©フジテレビ
『全領域異常解決室』最終話 ©フジテレビ

 ヒルコの正体が分かったならば、制圧するのみ。直毘と興玉の直接対決だ。

 事務所の先輩と後輩で、演劇界の至宝とも言える藤原竜也と柿澤勇人のこんなガチの対決が地上波で観られるなんて思いもしなかった。まとう迫力が半端じゃない。

 そして興玉劣勢のシーンで現れたのが荒波(ユースケ・サンタマリア)だ。全決がどういう組織かは知っている荒波だったが、直毘の正体は知らない。

 それでも、手を貸した相手は興玉だった。神様なんて信じない。でも大石が神様だって言うなら信じてもいい。

 こっちはこっちでビッグラブ……!

 さすがに荒波と興玉に抑え込まれては手も足も出ない。

 直毘が捕まれば、一件落着となるだろう。しかし、「ヒルコ」によって多くの人が死に、小夢は神ではなくなった。そして人間である以上、小夢の神に関する記憶を消さなければならない。事戸を渡すのは、興玉だ。

 興玉が小夢の頭に手をのせる。しかし、「事戸を渡す」と言う前に、少しだけ人差し指を浮かせた。

 そのあと、街の中でふたりがすれ違うシーン。あの何かを含んだような表情は、絶対に記憶を消していないと思うのだけれど、どうだろうか。

1 2 3
error: Content is protected !!