朝子の「夫」の深い言葉
もしリナが現れなければ、もし進平が死ななければ、鉄平と朝子は結ばれ、閉山まで幸せに暮らしただろうか。
朝子の夫となった虎次郎役の前原瑞樹は、Xで、神木隆之介とのオフ写真をアップし、こんなコメントを添えている。
「海に眠るダイヤモンド、ありがとうございました! 本当にこのような素敵な作品に参加できて幸せです。これまでもこれからも、いくつもの世界線があったしあるんだと思います。だからこそ今を大切に生きていきたいですね。これは鉄平と虎次郎が仲良しになった世界線の写真です。」
本当にそうだ。いくつもの「もしも」があり、それが絡み合い、人は生きているのだとしみじみ思う。前原瑞樹は『厨房のありす』(2024、日本テレビ系)のいじめっ子、三國谷のイメージが強かったので、今回も用心したが、最後まで愛されキャラだった。朝子を幸せにしてくれてありがとう、虎さん…!