爽やかな余韻を吹き飛ばす、衝撃の次回予告
健吾はその後、不仲だった父親と和解し、傘職人の道を再度歩きながら彼女を待ち続ける事を決意。
実は、塔子は小学生の頃に健吾に救われた過去があり、それ以来彼を想い続けていた。彼女が持っていたボロボロの傘は、当時の健吾に貰ったものだったのだ。
なので、塔子の方はずっと健吾に話しかけようと考えており、美術館での雨宿りは、そのキッカケに過ぎなかったのである。
そんな微笑ましい2人の今後の幸せを思うと心が温まり、後味の良いスッキリとした気分になった。しかし、その爽やかな余韻は、直後の次回予告がもたらした筆者の爆笑によって、塗りつぶされた。
次回、第11話は「33人の亀山薫」。
“亀山薫の会” ”殺された亀山薫” ”32人の亀山薫が被疑者”など、予告だけで、パワーワードが飛び交っている。
今期は既に、監禁されたり、刺されたりしている亀山の受難と、番組制作陣の遊びっぷりに笑いと感嘆を送りながら、次回も楽しみに待ちたい。
(文・Naoki)
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