橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第75話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

「これがうちの生きる道」

　歩（仲里依紗）は東日本大震災から1年経った今でも東北へ支援を続けていた。

　一方で結（橋本環奈）は職場復帰を果たすが、臨時職員として働く栄養士の居場所を奪うのではないかと懸念する。花の定期検診で病院に訪れた結は西条（藤原紀香）に再会し、彼女が管理栄養士になった経緯を聞く。そうして結は、西条のような管理栄養士になることを決意する。

　そんなある日、結の元へルーリー（みりちゃむ）が訪ねてくる。

　東日本大震災について言及した第15週。それぞれが東北を思い動き出す様子が描かれ、改めて思いを繋いでいくことの大切さを思い出すメモリアルな週となった。

　ここで、放送終了後、Xに投稿された感想を見ていこう。

「今週は再び震災を扱っていて辛い週だった。そんな中、花ちゃんの誕生と結の決断に希望と勇気をもらった週だった。」「『これがうちの生きる道』働きながら、花を育てながら、管理栄養士を目指す。」「呪いを生きる道に変えた結ちゃんで終わらせず、ここで『ふたりで頑張るべ』という翔也の被せがうれしい。」

　番組終了間際には、ハギャレン時代の友人・ルーリーが再登場。さらに次週予告では東北のギャル・アキピーを演じる渡辺直美も登場し、来週の展開が気になるところだ。

「るーりー！？」「ルーリーががっつり再登場するのか」「来週予告がカオスで想像できん」

　次週、ルーリーが訪ねてきた意味が明らかになる。

（文・野原まりこ）

【関連記事】
【写真】橋本環奈が「生きる道」を決意した眼差しに釘付け…未公開写真はこちら。NHK朝ドラ『おむすび』劇中カット一覧
歴代最高の朝ドラヒロインは…？ 連続テレビ小説史上もっとも魅力的な女性主人公5選。国民から最も愛されたヒロインをセレクト
朝ドラ史上、最も視聴者をモヤモヤさせたキャラは？ 嫌われ役5選。演技が上手すぎて炎上…選りすぐりの芸達者をセレクト

【了】