ドラマ『日本一の最低男』第2話考察&感想レビュー。 香取慎吾はやっぱり”最低”ではない? 実は悪い人はいない可能性も?
text by ふくだりょうこ
ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)が現在放送中。本作は、香取慎吾演じる主人公が、区議会議員選挙で当選するために義弟親子と暮らす、”選挙&ニセモノ家族ドラマ”。今回は第2話のレビューをお届けする。(文:ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
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【著者プロフィール:ふくだりょうこ】
大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。
新たな選挙アピールに乗り出す一平(香取慎吾)
日本一、というほど最低ではないよね? という印象があった第1話。今回は家の外で何やら波乱の予感だ。
政治家への転身を目指す一平(香取慎吾)は、選挙に勝つため、地元の有力者で町会長を務める二階堂慎太郎(岩松了)のもとを訪れる。慎太郎からの支援を受けるためだ。
実は慎太郎は、一平の甥っ子・朝陽(千葉惣二朗)が通う保育園の保育士・剣聖(佐野玲於)の父親。最初はつれない態度を取る慎太郎だが、一平と剣聖の関係を知り、家に顔を出すよう剣聖に伝えてほしい、と言う。
早くに妻が亡くなり、剣聖を男手ひとつで育ててきた慎太郎。なぜ父と息子は疎遠になったのか? というのが第2話の始まりだ。