勝負服は和服!

『法廷のドラゴン』第1話Ⓒ「法廷のドラゴン」製作委員会
『法廷のドラゴン』第1話Ⓒ「法廷のドラゴン」製作委員会

 竜美の裁判での勝負服は着物。棋士時代に着ていたもののようだ。

 上白石萌音と言えば、個人的に着物姿を見ると映画『ちはやふる』(2016~2018)の出演を思い出す。指先まで全ての所作が美しい印象があったけれど、またその姿が見られることが嬉しい。

 竜美のバディ(?)を務める虎太郎を演じるのは高杉真宙。キレッキレのエリートから、ふにゃりとしていて緊張感緩めの役もこなす高杉。「あなたはどんな高杉真宙が好きですか?」とアンケートをとったらかなり割れそうだ。今回はふにゃりとしたかわいさもある高杉真宙である。

「依頼人ファースト」という言葉が作中でもあったが、人に寄り添うタイプの弁護士さん。しかし、優秀かというと…まだ未知数。裁判で勝てないということもあり、ちょっと弱気になっている様子も見受けられる。それが竜美の登場によって、どのように変わるのかが、楽しみなところだ。

 また、歩田法律事務所の先代所長=虎太郎の父親役を演じるのは藤井隆。虎太郎の人となりを形成する上で大きな影響を与えた人なのだろう。回想となるだろうが、今後どのように登場するのか注目したい。

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