『まどか26歳、研修医やってます！』第2話考察＆感想。やはり鈴木伸之”菅野”が恋の相手？無視できない仕事観のズレとは？

やはり消化器外科の先輩・菅野（鈴木伸之）が本命になる？

　そうなると、消化器外科の先輩・菅野（鈴木伸之）が、本命候補に名乗りをあげることになるだろう。菅野は、優しさをひけらかすわけではないが、実はすごくまどかのことを考えてくれている。それも、優しい人だと思われたくてやっているわけではないのがいい。

　たとえば、まどかがプレゼンで失敗して怒られたあとには、「昼、一緒に食べるか？　食堂で」とさり気なくフォローを入れてあげたり…（それも、まどかには優しさだと伝わっていないところが面白い）。また、その理由も「俺たちが研修医のころも、上の先生たちにやってもらっていたから」というのが義理堅くてグッとくる。

　消化器外科での研修を終えたまどかに、「研修医はかぎられた時間のなかで業務に割く時間が多いが、患者さんに会いに行け。それでもし分からないことがあったら、俺に聞きに来てもいい。若月先生が、どの課へ行ったとしても」と言ったのも、告白シーンのようでキュンキュンした。

　また、「患者の声に耳を傾けろ！　答えはそこにある！」とアニメ『ドクターK』の台詞を言ったあと、まどかが「やっぱ、菅野先生もお好きなんですね…」とツッコミを入れようとしたら、口をふさいで「誰にも言うな」と照れくさそうに微笑んだのも、「惚れてまうやろ〜！」案件だ。

　まどかがどんどん医師としての仕事にのめり込んでいくと、砂田との距離は遠ざかり菅野との距離が近づいていくのだろう。恋の行方にも注目しながら、『まどか26歳、研修医やってます！』を楽しんでいきたいと思う。

（文・菜本かな）

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ドラマ『まどか26歳、研修医やってます！』第2話考察レビュー

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