18年に渡る不倫関係が発覚…。
1億円という請求になったのは、18年かけて研究していたものがおじゃんになってしまったから。研究の結果、今後得られる利益について支払ってもらう、というわけではなく、これまでにかかった費用を請求されているイメージだ。
確かに、18年の努力が無駄になるのはやるせない。
しかし、実は玲子がコンセントを抜く前から無駄になることは分かっていた。すでに別の研究機関が結果を出していたのだ。それも倉敷たちよりも効率良い方法によって。もともと、もう無駄になる研究だったというわけだ(辛すぎる…)。
さらに新たに明らかになったのは玲子と倉敷が恋人同士だったということ。玲子は倉敷の研究室におり、一緒に研究を行っていた学生だった。そして、倉敷は学長の娘と結婚している。つまり不倫関係が18年も続けていたという…。18年の研究も大事だけど、女性の18年を無為にするって…。倉敷は離婚すると言っていたようだけど、自分が勤務する大学の学長の娘と結婚しているのだから、客観的にみて、するわけがない。