新たに増えた謎も…。

『アンサンブル』第2話©日本テレビ
『アンサンブル』第2話©日本テレビ

 母・祥子(瀬戸朝香)の誕生日をお祝いする約束があった日、瀬奈は再会した宇井に「ちゃんと事情を説明したい」と言われて、そちらを優先してしまった。正直、わざわざ誕生日の日に行く必要はないのでは…? と思ったが、母との関係に違和感を抱いている瀬奈にとっては、“別の約束を優先させる”という行為が、何かを変えるきっかけになるかもしれないと考えたのだろう。

 しかし、宇井には小学6年生の娘がいることが発覚。しかも、共同経営者の朱利(中田クルミ)と結婚(?)しているようだ。ちなみに、瀬奈と宇井が別れたのは8年前。インタビューで「娘のために」と語っている場面はあったが、実の娘ではないのだろうか。

 それだけでなく、瀬奈と宇井に再会のきっかけを与えたのが祥子だった…というのも恐ろしすぎるポイントのひとつ。また、真戸原の幼少期の回想で、泣いている彼の手を離した女性が誰だったのか? というのも、第2話で新たに増えた謎である。

 真戸原の父・和夫(光石研)の紹介文には、「家族を守るために、ある秘密を抱えている」と書いてあったが、ある秘密とは果たして…。

 ちょっぴりサスペンス色も出てきた『アンサンブル』。今後の展開が楽しみでならない。

(文・菜本かな)

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