ドラマ『日本一の最低男』考察&感想レビュー。冨永愛”都”女性同士の葛藤に共感…第4話に込められたメッセージとは?【ネタバレ】
text by ふくだりょうこ
ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)が現在放送中。本作は、香取慎吾演じる主人公が、区議会議員選挙で当選するために義弟親子と暮らす、”選挙&ニセモノ家族ドラマ”。今回は第4話のレビューをお届けする。(文:ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
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【著者プロフィール:ふくだりょうこ】
大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。
一平(香取慎吾)の次なる作戦は?
冒頭、「いってきます!」という一平(香取慎吾)の笑顔が、香取慎吾すぎてほっこりした。
一平の次なる作戦は地域貢献活動。
正助(志尊淳)と、家族との外食の頻度について話している中でこども食堂の話題に。正助も陽菜(向里祐香)が入院していたころに、こども食堂に助けられていたと話す。
そこからヒントを得た一平は、こども食堂を主催している姿をニュース番組に特集させて、選挙活動のために利用することを考える。しかし、こども食堂だけでは番組には引きが弱い。ビジュが強いだとか、三ツ星レストランのシェフがやっているだとか、そういういうのがないと! とダメ出しされてしまう。
そこで一平が思いついたのは、イタリアンカフェを経営している都(冨永愛)。しかし、都はあまり乗り気ではなく…。