『法廷のドラゴン』第3話考察&感想レビュー。高杉真宙の「意義あり」に興奮…“虎太郎”が作中最も愛されキャラだと確信したワケ【ネタバレ】

上白石萌音主演のドラマ『法廷のドラゴン』(テレビ東京系)が放送中。本作は、元プロ棋士志望の新米弁護士の主人公・天童竜美が、歩田虎太郎(高杉真宙)とバディを組む、将棋×痛快リーガルドラマだ。今回は、第3話のレビューをお届け。(文:ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:ふくだりょうこ】

大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。

竜美(上白石萌音)と虎太郎(高杉真宙)が次に挑む事件は?

『法廷のドラゴン』第3話Ⓒ「法廷のドラゴン」製作委員会
『法廷のドラゴン』第3話Ⓒ「法廷のドラゴン」製作委員会

 今回は刑事事件に挑むことになった竜美と虎太郎。

 依頼人は殺人事件の被告・幹本(戸次重幸)だ。

 幹本が居酒屋で揉めた男・栄田が翌朝遺体で見つかり、そのことから幹本が犯人として逮捕される。幹本は無実を主張。しかし、刑事事件の有罪率は99.9%。

 そもそも状況が不利なのに、相手は東京地検のAIと言われる浅村検事(野間口徹)ということで、虎太郎は及び腰だ。しかし、竜美は「諦めたらそこで投了」と言い、意気込む。

 幹本は何かを隠しているようで、竜美たちは苦戦。

 そんな中で浮かび上がってきたのは松篠建設社長の息子・幸彦(三浦貴大)の失踪だった。幹本も元松篠建設の社員。そんな彼は幸彦の妻・妙子(入山法子)との不倫関係を問いただされていた。

 こうなってくると、幸彦の失踪に妙子や幹本が関わっているのでは? もしや殺していたり…と悪い想像をしてしまうが、実際のところは互いを思いやる気持ちから物語はこじれていた。

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