大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第5話感想レビュー。渡邉斗翔”唐丸”がまさかの…再会が待ち遠しいワケ【ネタバレ】
text by 野原まりこ
横浜流星が主演を務める大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK総合)。本作は、江戸時代を舞台に、多くの浮世絵師や作家を世に広めた出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な人生を描いた物語。さっそく、第5話の物語を振り返る。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
唐丸(渡邉斗翔)の行方は…?
蔦重(横浜流星)は、源内(安田顕)が働く姿に影響を受け、本屋になるにはどうすればいいかと考えるようになっていた。源内に「解体新書」の版元・須原屋市兵衛(里見浩太朗)を紹介してもらった蔦重は、暖簾分けをしてもらうために、どこかに奉公するよう勧められる。
一方で唐丸(渡邉斗翔)は、顔に傷のある浪人にゆすられ、銭箱から金を取るようになっていた。異変に気付いた蔦重は、唐丸に隠し事はないかと聞くが、はぐらかされる。しかし、翌朝蔦重が目を覚ますと、唐丸と銭箱がないことに気づく。
蔦屋では、顔に傷のある者の死体が上がったという話題でもちきりだった。死体は蔦屋の貸本を持っており、行方不明の唐丸も事件に関わっているのではないかと噂がたっていた。
唐丸の失踪事件を中心に描かれた第5話。放送終了後のXには唐丸を心配するポストが多数上がっていた。
「重三郎と唐丸の寝る前の会話、めっちゃ褒めて将来は絵師にしてやるって話の後に、唐丸が様子がおかしいのを聞いてるの、胸が苦しかったー。」「唐丸!蔦重が版元問題で頭いっぱいで上の空だったから気づいてあげられなかった!ちゃんと絵師として戻って来てね。」「蔦重と唐丸、それぞれがどう動くのかを見守るのが面白かった!」
次回も見逃せない展開が続きそうだ。
(文・野原まりこ)
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