頭脳系の能力はハゲる…?
そんな高橋さんと2人で夜勤。中学生の娘を育てながら、夜勤も土日勤務もこなす清美は、改めてタフだなと思う。せめて勤務時間が平穏に終わってくれればいいのにという願いも虚しく、いくつかのトラブルが発生する。
まずは幽霊事件。301号室に泊まっている安川(吉村界人)から、お風呂場の電球を替えてほしいといわれて高橋さんが部屋を訪れると、窓に人影が映っていたという。
電球も替えずに戻ってきた高橋さんからそのことを聞かされた清美が301号室を訪れると、窓に映っていたのは幽霊ではなく、安川がこっそり連れ込んだお連れ様だった。2人分の料金をもらうことに。
清美、ファインプレー。それにしても、高橋さんは一旦部屋に入ったはずなのに、なんと言って301号室を出てきたのだろう? ちょっと気になる。
フロントの事務作業も電球の取り替えも清美に押し付ける格好になっているのに、高橋さんはのうのうとお風呂に入りに行こうとする。清美から「どうぞ」という前に申し出てしまうところが高橋さんの間の悪さ。空気を読む、という能力を少し使ったらいいのに。
ところが、まさに服を脱ぎだしたところで、客室からお湯が出ないとフロントに連絡が入る。どうやら全館でお湯が出ない状態になっているらしい。疑われたのは給湯器の故障だが、高橋さんは能力を使っても直せないし、そもそも頭脳系の能力はハゲるから使いたくないと頑なだ。