短絡的すぎる犯人たちの思惑が引き起こした悲劇
匿名アカウントで犯罪を教唆しているにもかかわらず、自身の証拠を安易に残していたり、金目当ての犯行の割には周囲への警戒が疎かだったり、あまりにも短絡的に映る犯人たちの思惑。
その軽率な行動は、最悪の結果をもたらしてしまった。しかし、物語はまだまだ続いていく。残された柊班のメンバーで、次の事件に相対しなければならない。
そして、第3話では意図的に隠されていた氷月の過去のトラウマも明らかになった。病室で眠る瑞江に対して、自らの境遇を語り始める氷月。作中で何度もフラッシュバックしていた母親が殺される光景は、氷月の父親による犯行だった。
「私は人が怖い」とこぼす氷月に、自身の弱点を突きつけられた木皿と穂村。以前、同じ班に所属していた勝村と確執があることが仄めかされている土屋(山本耕史)も含めて、今後の柊班がどのように変化していくのか。
そして、彼らが乗り越えなければいけない壁を乗り越えたとき、柊班は本当のチームになれるだろうか。
(文・ばやし)
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