『まどか26歳、研修医やってます！』が描く上司が理想的なワケ。佐藤隆太のカッコ良さが半端ない…第6話考察＆感想【ネタバレ】

菅野のギャップ萌えが半端ない

　
　菅野は、さり気ない優しさが出来る男性だと思う。彼は、「俺、優しいでしょ？」「君のこと考えて行動しているんだよ？」とアピールしたりせず、裏側に回ってサポートをしてくれる。

　たとえば、まどかが榎本に厳しい言葉をかけられていたときは、「研修医にあの言い方はないんじゃないか？」と叱咤する。これも、同期しかいないときに言うのがポイントだ。

　後輩の前で責めたら、榎本の立場が悪くなってしまうということまで、しっかり考えているのだと思う。そして、榎本の愚痴を共感とアドバイスを織り交ぜながら聞いたあとに、まどかのフォローに回る。なんだ、この気の配り方は…！　

　こんなに素敵な元カレがそばにいたら、復縁したくなったりしないのだろうか。そもそも、2人が別れてしまった理由が気になる。

　仕事が忙しかったからか、それとも友だち感が強すぎたのか…。どちらにせよ、やり取りを見るかぎりでは、口も聞きたくないほど嫌いになって別れたわけではなさそうだ（ということは、榎本がまどかのライバルになる可能性も？）。

　そして、まどかが落ち込んでいるのを察して、サプライズの誕生日会を企画してくれるのも優しすぎる。菅野って、「サプライズなんて面倒くさいから」とか言いそうなキャラなのに、自ら企画するなんて…。ギャップ萌えが半端ない。

　さらに、「誕生日プレゼントに」とドクターKの限定キラーシールをくれる太っ腹さも、菅野の魅力。菅野は医者だし、ブランドもののプレゼントも簡単に買えるはずなのに、お金では手に入らないものをくれるあたり、ピュアな感じがしてキュンとする。

…と、恋愛模様も気になるところだが、次週放送の第7話からまどかの研修医生活は2年目に突入。さらに、ドタバタすることになりそうだ。

（文・菜本かな）

【了】

1 2 3