『問題物件』第6話考察&感想レビュー。上川隆也”犬頭”が動くのは宮世琉弥”雅弘”のため? 次回が待ちきれないワケ【ネタバレ】

上川隆也が主演を務めるドラマ『問題物件』(フジテレビ系)が現在放送中。本作は、不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、鮮やかに解決する。今回は、第6話のレビューをお届け。(文・ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:ふくだりょうこ】

大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。

最強宗教が住み着くアパート!?

『問題物件』第6話©フジテレビ
『問題物件』第6話©フジテレビ

 いよいよ大島高丸(船越英一郎)が動き出した。雅弘(宮世琉弥)の家をタワマンに建て替える計画を進めているという。雅弘の家がある土地は会社のものだということもあり、雅弘は諦めムード。

 雅弘に対し、怒りを露わにする恵美子(内田理央)は、上司の片山(本多力)に抗議するが、「売り上げも実績もない弱小部署の声などには耳を貸さない」と煽られてしまう。

 恵美子は「じゃあ売り上げをあげればいいんですね!」と、クレームを探す。その中から犬頭(上川隆也)と見つけ出したのは「最強宗教が住み着くアパート」という「メトロン西荻」。

 オーナーの宮下(こがけん)によると、「プリズマ光の会」という新興宗教団体が住み着き、さらに信者のひとりに火がつけられたのだとか。騒音やボヤ騒ぎというトラブルが続いており、住民が次々と退去していく。怪しい匂いしかしないが、恵美子は雅弘の居場所を守るためにも行動に出る。

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