『クジャクのダンス、誰が見た?』第5話感想レビュー。松山ケンイチ”松風”の過去が明らかに…伏線にヤキモキしたワケ【ネタバレ】

text by 野原まりこ

広瀬すず主演の金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系)が放送中。本作は、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンスだ。今回は、第5話のレビューをお届け。(文:野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

松風(松山ケンイチ)の過去が明らかに

『クジャクのダンス、誰が見た?』第5話 ©TBS
『クジャクのダンス、誰が見た?』第5話 ©TBS

 ラーメン屋台の店主・染田(酒井敏也)が亡くなり、心麦(広瀬すず)と松風(松山ケンイチ)は、新たな手がかりを掴むため、春生(リリー・フランキー)の手紙に名前のあった東賀山事件の弁護人・三木田辰雄(石丸謙二郎)に会いに行く。三木田は、惨殺された林川一家の次女・歌が引き取られた先が、春生の手紙に名前が出ていた“津寺井幸太”という人物であることを話す。

 一方、検察の阿南(瀧内公美)は友哉(成田凌)の起訴に向けて動き出す。松風は友哉に面会に行き、記者・神井(磯村勇斗)に余計な情報を流さないように忠告する。しかし、友哉に挑発された松風は、かつて警察官だった父・久世(篠井英介)が何らかの事件を起こし、母と離婚したことを思い出していた。久世は、赤沢(藤本隆宏)の上司だったことがわかる。

 そんな中、心麦は阿南からの連絡を受けて会う約束をする。そして松風に電話する心麦の横を久世が通りがかり、振り向きざまにじっと見つめる。

 またもや多くの謎を生んだ『クジャクのダンス、誰が見た?』第5話。この伏線にヤキモキした方も多いのではないだろうか。ここで、Xに寄せられた視聴者からのコメントをご紹介する。

「友哉はこのまま起訴されたくて、裁判になってそこで全部話したいのかな、黙秘してるのは裁判までの時間稼ぎで神井に全部調べてもらって、証人として出廷してもらって東賀山の事件のことから全部そこで話した方が隠蔽とかされないから、とか」「水とかお守りとか考察要素が増えてくけども、そろそろ少しずつ真相を明らかにしてほしい」「最後の方怖かった」「クジャクのダンス、誰が見た?見てたんですけど色々怪しく思えてきて」

 視聴者による考察や感想コメントが多く見られ、SNSでも盛り上がりを見せている。今後も見逃せない展開が続きそうだ。

(文:野原まりこ)

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