母・祥子(瀬戸朝香)の本心は?
瀬奈の母・祥子(瀬戸朝香)は、周囲の反対を押し切って結婚したせいで苦労したらしい。だから、娘の恋愛に慎重になっている…というのは理解できたが、宇井を推しまくるのが謎すぎる。
まず、瀬奈は宇井と別れたせいでボロボロになり、引きこもっていた過去がある。それを祥子は近くで支えてきたはずだ。もしも、また宇井と交際したら、同じようなのめり込み方をして、別れたときに苦しむのでは? などということは考えないのだろうか。
しかも、筆者からしたら宇井はそこまでの優良物件のようには思えない。祥子は「宇井くんとなら、瀬奈ちゃん今までどおり働けるんだし、絶対幸せじゃない!」と言っていたが、彼は姪の咲良(稲垣来泉)をひとりで育てている。
そのため、結婚なんてしてしまえば、“今までどおり”というわけにはいかないだろう。真戸原が何か大きな欠点を持っているのなら、宇井を推すのも理解ができるが、彼は将来有望な弁護士であり、性格も良い。祥子がここまで反対していた理由がいまいち見つからないのだ。