やはり高橋さんはヒーローだった！

　並外れた能力を持つ人物が高橋さんだという気持ちを強固にし、いざホテルの前で待ち構える岸本。

　あえなく捕まった高橋さんはなんとかごまかして振り切ったかに見えたのだが、車道に張った氷に足を滑らせ車に轢かれかけた岸本を高速移動で助けてしまう。誰かに命の危機が迫ると、自分の能力が露呈することをいとわない姿はやっぱりヒーローだ。

　あっけに取られる岸本に、この件をバラさないようにと脅す高橋さん。だが、「夜ふかし」の枠におさまらないこんな特ダネを、TVマンがみすみす見逃すわけがない。

　東京に戻った岸本は、新座に早速映像を見せようとするが…なぜかHDDのデータがすべて消えてしまっていた。「モノを動かしたり自然を操ったり、ツイていないことが起こる」という高橋さんの“盛った能力”が現実のものとなったかのような事態に。

　これできっと、本当に岸本はこのネタを諦めることになるのだろう。