ついに『相棒 season23』最後の事件へ――。
次回からの前後編が『相棒 season23』最後の事件となる。
脚本家は今期2本を執筆した真野勝成で、最終回を担当するのは初めてだ。そして、相棒ファンの中で激震が走ったのは、メインライターである輿水泰弘が、今期は1本も手掛けることなく終わってしまうことである。
これまでも最低1本は描いていた事を踏まえると心配と同時に、水谷豊の自伝（「水谷豊 自伝」／新潮社）でも仄めかされている歴代相棒全員が揃った『劇場版V』に着手しているのではという期待も高まる。
これまでに何度も再登場している神戸尊（及川光博）、演者同士と昵懇の仲である冠城亘（反町隆史）、そしてAbemaで主演として俳優復帰した成宮寛貴が演じた甲斐享…既に条件は整っている。
最終回も楽しみだが、今後の『相棒』の展開も非常に楽しみだ。
（文・Naoki）
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