『法廷のドラゴン』第7話考察&感想レビュー。上白石萌音&白石麻衣の関係が大きなテーマに…ライターとしての恐怖を感じたワケ【ネタバレ】

上白石萌音主演のドラマ『法廷のドラゴン』(テレビ東京系)が放送中。本作は、元プロ棋士志望の新米弁護士の主人公・天童竜美が、歩田虎太郎(高杉真宙)とバディを組む、将棋×痛快リーガルドラマだ。今回は、第7話のレビューをお届け。(文:ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:ふくだりょうこ】

大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。

駒木兎羽(白石麻衣)が動き出す

『法廷のドラゴン』第7話Ⓒ「法廷のドラゴン」製作委員会
『法廷のドラゴン』第7話Ⓒ「法廷のドラゴン」製作委員会

 ずっと竜美(上白石萌音)の気持ちを揺り動かし続けていた駒木兎羽(白石麻衣)が、ついに姿を現した(いきなり余談だが「兎羽」と書いて「とわ」と読むの、かわいい)。兎羽が竜美に弁護を依頼しにきたのだ。

 兎羽は現在、東京テレビ報道部で記者として働いていた。中途採用ながら、優秀な兎羽。しかし、インタビューをした衆議院議員の柘植龍馬(福士誠治)にその内容が虚偽だと訴えられたのだ。

 兎羽の姿を見た途端に部屋に籠ってしまった竜美。辰夫(田辺誠一)や香澄(和久井映見)から兎羽と竜美の関係を聞いた虎太郎(高杉真宙)と利江(小林聡美)。竜美にこの依頼を受けなくてもいい、と言うが、竜美は固い表情でこれは自分に来た依頼だと固い表情で返す…。

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