心麦（広瀬すず）＝歌の可能性はまだ消えてない？
また鳴川は現在、息子が代表を務める弁護士事務所に所属しているという。その件についても、阿南が司法試験に合格した時、母が「これってパパに言っても大丈夫かしら？あちらの息子さんって確か、司法試験を受けてたんでしょ？」と気にしていたことから、鳴川の語る息子が本妻との子なのではないか、という声が視聴者から上がっている。
「せがれ、民事にしか興味がないねん！」と心麦たちに愚痴を吐き出していた鳴川。もしかしたら本妻との間に生まれた息子よりも、愛人との間に生まれた阿南の方を目にかけており、自分に協力させているのかもしれない。いずれにせよ、鳴川を本当に信用していいのかについてはまだ慎重に見ていく必要があるだろう。
ラストでは、そんな鳴川に付き添われ、心麦が東賀山事件唯一の生き残りである林川歌を引き取ったとされる津寺井幸太（鳥谷宏之）に接触。
自分が歌ではないという確証を得るが、そこからジャングルを抜けて林川家の屋敷へと場面が動き、何者かが一人取り残されて泣き喚く赤子の歌を抱きかかえる意味深なシーンが挿入される。ひいては、まだ心麦＝歌の可能性は残されているということだろうか。
（文：苫とり子）
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