『ホットスポット』考察。安藤サクラのサプライズ登場に沸いた…今後、起きそうなこととは?第8話レビュー【ネタバレ】
text by あまのさき
ドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系)が毎週日曜22時半より放送中だ。バカリズムが脚本を務める本作は、小さな田舎町を舞台に、市川実日子演じる主人公が、宇宙人と遭遇する”地元系・エイリアンヒューマンコメディ”。今回は、第8話のレビューをお届け。(文・あまのさき)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 感想 レビュー】
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【著者プロフィール:あまのさき】
アパレル、広告代理店、エンタメ雑誌の編集などを経験。ドラマや邦画、旅行、スポーツが好き。
まさに”ホットスポット”
第7話のラストで、清美(市川実日子)に「実は僕、未来人なのね」という告白をした常連客の村上(小日向文世)。第6話のコラムで散歩と称し線路を歩いていたのは何だったのか…? というようなことを記したが、どうやらその先にあるトンネルが現代と50年後を繋いでいるらしい。
しかも、村上は受験票を忘れて行った受験生の上村(萩原護)と同一人物だというのだ。突然聞かされるには衝撃的な内容だと思うのだが、高橋さん(角田晃広)の存在によりSF的なものに耐性がついていた清美は、あっさりとその話を受け入れる。そして村上も、清美がこの話を幼馴染たちに話すことをすんなりと了承する。
宇宙人より心が広い未来人。まぁ、もし村上が未来人だと噂になってしまっても、トンネルから未来に帰れば逃げきれるかもしれないし、特殊能力があるわけではないから、ちょっと変わった人扱いされるだけだと高をくくっているのかもしれない。
その後、村上の言っていた通り、ホテルがなくなることが支配人の奥田(田中直樹)から従業員たちに伝えられる。ホテルがなくなる、ということは、温泉がなくなるということ。宇宙人の高橋さんにとっては死活問題だ。