「伝説の刑事」のキャラが一変!?

『家政夫のミタゾノ』第8話 ©テレビ朝日
『家政夫のミタゾノ』第8話 ©テレビ朝日

 本編では、内藤が演じるテレ朝の人気刑事ドラマ『警視庁・捜査一課長』の主人公・大岩純一と同じ台詞「警察の威信にかけて、必ずホシをあげる!」が飛び出したり、犯人を追い込むのは“崖”という刑事あるあるを詰め込んだり、要所に小ネタもちりばめられていたが、なかでも仁美にメロメロになる小石川が印象的だった。前半と後半でキャラクターが一変したと言っていいほど、彼は仁美に溺れていたのだ。

 怪盗ねずみ花火=仁美の疑惑が高まっても、すぐに逮捕しようとせず、時効まで彼女をかくまおうとする小石川。

 彼の大ファンだった大門桜(久間田琳加)から「バカなマネはやめてください! 刑事としての信念はどこに行ったんですか!?」と言われても「刑事の信念より、自分の人生の方が大事に決まっているだろ!」、「私は必ずホシをあげない!」とカメラ目線で言い切った。

 ここで、三田園は「選択肢は2つです」と、手錠と彼が渡す予定だった結婚指輪を手に取る。小石川は一瞬、躊躇する姿を見せたが、指輪をとって仁美にプロポーズをした。

 その後、刑事としての信念を取り戻した小石川は、犯行を認めた彼女に「麻生仁美、窃盗罪で逮捕する」と言い、手錠をかける。が、同時に薬指に指輪もはめた。なんと、逮捕とプロポーズを同時にやってのけたのだ。まさしく『ミタゾノ』らしいサプライズのある展開だった。

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