『問題物件』第8話考察&感想。上川隆也”犬頭”の正体はまさかの…? 次回、内田理央”恵美子”が覚醒する予感の理由とは?【ネタバレ】
text by ふくだりょうこ
上川隆也が主演を務めるドラマ『問題物件』(フジテレビ系)が現在放送中。本作は、不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、鮮やかに解決する。今回は、第8話のレビューをお届け。(文・ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
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【著者プロフィール:ふくだりょうこ】
大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。
住人が次々と消える…。
「神隠しが起こる部屋」
雅弘(宮世琉弥)待望の案件がやってきた。今回は「神隠しが起こる部屋」である。ある部屋で住人が次々と消えるそうで、心霊現象好きの間では『令和の神隠し』として話題になっていた。
恵美子(内田理央)が、神隠しが起こるとされているマンション・メイツに向かうと、いつも通り犬頭(上川隆也)が現れる。そしていつも通りに問題に取り組む…と思いきや、なぜか有村(浜野謙太)の姿が。有村も神隠しにあったとされる人物・石浜夕子(倉金春)の調査を依頼されていたのだ。目的が同じだと分かった3人は共に調査を行うことに。
神隠しにあったのは石浜で4人目。神隠しが起こっていると噂になっているにも関わらず、マンションは閑散としているわけではない。おまけに住人同士が挨拶し合う、アットホームなマンション。
そんな中で恵美子たちが出会ったのは、神隠しが起こったとされる501号室の隣に住む木川絵里(土居志央梨)だった。