NHK朝ドラ『おむすび』が描くコロナ禍。新型コロナウィルス流行当初の病院が切迫感がリアル…。橋本環奈“結”の決断は?

text by 野原まりこ

橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第111話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

新型コロナウイルスが流行した2020年

連続テレビ小説『おむすび』第23週 第111話 ©NHK
連続テレビ小説『おむすび』第23週 第111話 ©NHK

 新型コロナウイルスの感染が日本でも確認され、結(橋本環奈)の働く病院でも警戒が強まっていた。そんな中、友人の菜摘(田畑志真)が働く会社に専属栄養士としてスカウトされた結は、どう答えようか迷う。

 しかし、日に日にウイルスの感染者が増え、多くのイベントや予定がストップする…。

 新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年代に突入した『おむすび』第23週。あの苦しみは記憶に新しい。ここでXに寄せられた視聴者による投稿をご覧いただこう。

「新型コロナウィルス流行当初を思い出した」「結の職場が病院になったの本当に自然な流れだったけどここまでコロナ禍を描くことになろうとは」「しかし医療ドラマでもなかなかやってない新型コロナの流行初期からを朝ドラで描くとはね…つくづく現実と地続きの話、私たちの物語だなと思う」「まだワクチン接種もしていないし、治療法も確立していない時期。これぐらいやらないと危なくて仕方ないということだったんだろうな。」

 夢や目標が現実に押しつぶされ、先の見えない不安を感じていたあの頃を思い出す人が多くいたようだ。今週はハードな内容となりそうだ。

(文・野原まりこ)

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【了】

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