未来人も超能力者も信じない高橋さん(角田晃広)
一方、高橋さんは村上(小日向文世)が未来人であることも、瑞稀が超能力者であることもまだ信じていない。同様に、あやにゃんの夫・岡田(田村健太郎)も、清美たちが度々話題にする小学校のストーブで鼻くそを焼いていた“ミノケン”こと蓑田(前野朋哉)も、高橋さんが宇宙人だというのを受け入れ難そうにしていた。
〇〇人や能力を受け入れることを多様性と表現していいかはちょっと疑問だが、現実や常識が先に立つ男性陣に比べて、女性陣はそういうこともあるのかもしれないといったスタンスだ。大事な幼馴染が言っていることだからとりあえず信じる、前段の諸条件は置いておいて困っているから助けるだけ、という優先順位の付け方や結託の強さを感じた。
行きつけの喫茶店・もんぶらんからのんちゃんのスナックに場所を移し、清美の同級生がどんどん増えていくのを見て、地元の繋がりって、こんなに強固なものなのだろうかと驚きつつ、不正の証拠を掴みにオーナーの事務所に忍び込もうとする高橋さんの家の前に、清美やみなぷー、はっち(鈴木杏)、あやにゃん、由美(夏帆)、瑞稀が集結していたのには感動した。