いよいよ最終章へ突入――。
小林の俳優としてのさらなる飛躍には期待するばかりだが、ドラマもいよいよ最終章を迎えている。灰江の宿敵だった羽毛田香(三浦貴大)が自身の死期を悟ったこともあり、ジャーナリズムと向き合い始める。そして、巨悪と戦うため灰江と手を組むことを提案するのだった。
彼らが対峙するのは、灰江の実の父親であり、法曹界の重鎮・地鶏健吾(加藤雅也)。灰江を潰すためにありもしない横領をでっち上げ、羽毛田が止めた記事も圧力をかけることで夜に出した悪党だ。二流×二流の二刀流がどのような化学反応を見せることになるのだろうか。
第9話と最終話に関しては原作漫画でも描かれていないオリジナルストーリーに。“気になる続き”は原作者の西荻弓絵のみぞ知るところで、最後まで目が離せない。
(文・まっつ)
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