菅野(鈴木伸之)の告白がカッコ良すぎる!

『まどか26歳、研修医やってます!』最終話
『まどか26歳、研修医やってます!』最終話 ©TBS

 また、まどかと菅野の恋もハッピーエンドを迎えた。菅野が離島の診療所に行ってしまうものだと考えていたまどかは、「菅野先生が好きでした。これで会えなくなるから、最後に想いだけでも伝えたくて。でも、これでスッキリしました!」と“過去形”で告白をする。

 しかし、菅野は「島に行くの、週に2回だけど?」と。どうやら、菅野が行くはずだった古花島の診療所は清桜総合病院の分院になるため、行き来が可能になったらしい。

 その後、菅野がまどかに想いを伝える場所が、2人の距離を縮めるきっかけにもなったバッティングセンターというのがいい。ただ、「ずっと言いたかったんだけど、俺も先生のことが…。俺の方が若月先生のことが好きだ!」というカッコ良すぎる告白に気を取られて、まどかがデッドボールをくらうというのは“まさか”すぎた。

 そして、寮に帰ってキスをしようとしたところ…まどかの同期たちが現れて、「どうぞ、続けて」と2人を茶化す(桃木なんて、動画を撮っていた! 懲りない奴め!)。「分かった。って、できるかぁ!」というツッコミも、まどからしくて面白い。

 最後には、タイトルの『まどか26歳、研修医やってます!』が、『まどか26歳、専攻医やってます!』に変わるという粋な演出も。いつかまた、専攻医をやっているまどかの姿が見られることを願っている。そのころには、まどかと菅野の距離ももっと縮まっていたりするだろうか。

(文・菜本かな)

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