新事実が次々と浮かび上がる…。
また今回、松風と久世の再会によって興味深い事実が明らかになった。春生が生前、東賀山事件のことを聞きに久世の元を訪ねてきたというのだ。しかし、事件が起きた時、久世はすでに刑事の仕事を離れていた。
春生がそのことを知らないはずはないだろう。おそらく春生も松風のように、赤沢のことを調べていたのではないだろうか。久世は「当時、赤沢と奥さんが別居していたことがあるのをご存じですか?」と春生に聞かれたという。
一方、赤沢の妻・京子(西田尚美)と会っていた心麦。京子は心麦の出生について隠していたことを謝罪した上で、「林川歌だったことなんて忘れなさい」と告げる。しかし、なかったことにはできないという心麦に対し、京子は口止め料として通帳を提示するのだった。
驚くべきはその額。京子の通帳には1億円が入金されていた。京子は「前に言ったでしょ、赤沢には言えない秘密があるって」と説明するが、専業主婦である彼女がそんな大金を持っているのは明らかにおかしい。
心麦が動揺しながらも「必ず真実にたどり着いてみせる」と宣言し、赤沢家を飛び出した後、京子のスマホに“廣島育美“からのメッセージが表示される。