警察上層部で氷月の処遇が議論される…。

　氷月が単独で夏見の事件を追跡していると知った土屋は、穂村や木皿、そして勝村（新納慎也）とも連携して彼女を止めるために動き出す。

　勝村は土屋が捜査一課を辞めた決断に「柄にもないことを」と零していたが、あなたこそ今までそんな優しさを見せてなかったではないかと言いたくなるくらい、今回は人が変わったかのような仕事ぶりだった。

　一方で、警察上層部である安田一課長と赤松係長、監察官の貝原（今井朋彦）の密会でも、氷月の処遇について議論が持ち上がる。

　貝原はさも当然のように非行少女が人を殺した事実を、父親が殺人犯であることに紐づけていたが、あまりにも短絡的な考えで正気を疑ってしまった。そんなことを考える前に、非行少女との向き合い方が本当に正しかったのかを検証してほしい。