吉田鋼太郎“釜次”に早くも死亡フラグが…。NHK朝ドラ『あんぱん』名物シーン、草吉“阿部サダヲ”と釜次の掛け合いは…?

text by 野原まりこ

今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第6話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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朝田家に降りかかった災難とは?

連続テレビ小説『あんぱん』第2週 第6話 ©NHK
連続テレビ小説『あんぱん』第2週 第6話 ©NHK

 草吉(阿部サダヲ)のあんぱんを食べて生きる力を取り戻した朝田家。しかし、すかさずお金を請求してきた草吉に釜次(吉田鋼太郎)は激怒する。羽多子(江口のりこ)は、亡き結太郎(加瀬亮)が「女子も大志を抱け」という意思を受け継ぎ、娘たちのために内職を始める。釜次も寺の和尚に仕事を回してくれと頼む。そうして、悲しみを乗り越えようとしていた。

 一方、嵩(木村優来)は叔父の寛(竹野内豊)にお母さんはいつ帰ってくるのかと問う。寛は嵩にいい子にして待つように言う。そして、父・清(二宮和也)が作っていた漫画雑誌を見せると、嵩は夢中になって読んだのだった。

 その頃、羽多子の内職の手伝いをしていたのぶ(永瀬ゆずな)は、妹のメイコがいないことに気づく。外の様子を見ると、石を削る釜次のそばでボール遊びをしているメイコを発見する。しかし次の瞬間、大きな石が倒れてくる…。

 災難に次ぐ災難で、思わず目を覆ってしまった第2週目の月曜日。すでに登場人物一人一人に感情移入させられているため、これ以上メンバーが欠けるのは心苦しい…。ここでXに寄せられた視聴者の反応を見ていこう。

「月曜からこんな心臓に悪いシーン続くがぁはやめてつかぁさい…」「ヤムおんちゃん、釜じいのやりとりがほんと好き。まだまだみたいよー」「崇少年が漫画と出会った…」「後免の町に竹野内豊はダンディすぎんかえw」「竹野内豊さん柔和と溢れ出るインテリジェンスをまとう土佐弁に撃ち抜かれている。」

 草吉と釜次のやり取りは、もはや『あんぱん』の名物シーンとなっている。2人の掛け合いが見られなくなる可能性に視聴者も戦々恐々だ…。また、叔父の寛を演じる竹野内豊のイケおじぶりに心を奪われる視聴者も。明日の放送が待ちきれない。
 
(文・野原まりこ)

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