阿部サダヲのジャムおじさんに続いて、バタコさん誕生? NHK朝ドラ『あんぱん』キャラクターの個性が光る設定の妙とは?
今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第8話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
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羽多子(江口のりこ)がパン作りを決意
家族を元気づけたいという思いから、のぶ(永瀬ゆずな)は、草吉(阿部サダヲ)はあんぱんの作り方を教えてほしいと頼む。焼き上がったパンは町の人々に好評で、すぐに売れ切れとなった。
人々の笑顔を見た羽多子(江口のりこ)は、釜次(吉田鋼太郎)にパン屋をやりたいと頭を下げる。羽多子とのぶが必死で頼み込む姿を見た釜次は了承して、庭に立派な窯を作り上げる。
一方、嵩(木村優来)は、遠くに出かけていた母・富美子(松嶋菜々子)から届いた手紙を受け取る。
羽多子がパン作りに名乗りをあげたことで、また1つ大きな展開を迎えた第8話。キャラクターが次々と動き出し、視聴者をワクワクさせた。ここでXに寄せられた視聴者によるコメントを見ていこう。
「バタコさん誕生回!」「今後のヤムおんちゃんとハタコさんの掛け合いがめっちゃ楽しみとなる片鱗が見え始めたかなぁ」「ここで石屋の設定が効いてくるんだね。」「朝田家は何とか立て直しできそうだけど崇に届いた母からの便りが不穏過ぎてやだw」「吉田鋼太郎さんがいい味出していて嬉しい」「小倉蒼蛙、江口のりこの居るだけでいい雰囲気も最高。」
ベテラン俳優陣の掛け合いも見どころの1つとなっている『あんぱん』。ここからさらに勢いが加速していきそうだ。
(文・野原まりこ)
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