木村優来“嵩”が歩いた距離は…? NHK朝ドラ『あんぱん』松嶋菜々子“母・富美子”の冷たい反応に心配の声が続出

text by 野原まりこ

今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第9話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

——————————

「朝田パン」が開店するも…。

連続テレビ小説『あんぱん』第2週 第9話 ©NHK
連続テレビ小説『あんぱん』第2週 第9話 ©NHK

 屋村(阿部サダヲ)にパンの作り方を教えてもらったのぶ(永瀬ゆずな)と羽多子(江口のりこ)は、「朝田パン」を開店させる。しかし、パンを食べる習慣がない町の人々には、なかなか買ってもらえなかった。

 一方、嵩(木村優来)は熱を出してお母さんに会いたいという千尋(平山正剛)のために、登美子(松嶋菜々子)の住む高知の町へ向かう。葉書の住所を頼りにたどり着いた先で、嵩は登美子に再開する…。

 第9話は、嵩が念願叶って母と再会するが、何やら不穏な空気を感じたところで終了した…。ここでXに寄せられた視聴者によるコメントを見ていこう。

「まってガチ歩いて行ったん!!?笑」「たかしくん、御免から高知まで大人の足で2時間半、子供の足なら往復8時間はかかるはず。」「亡くなったのぶちゃんのお父さんに続いて、ちひろちゃんも病弱な感じが滲み出ていて心配。」「嵩と千尋ちゃんと千代子さんが傷付く事にはなってほしくない」「あんぱんのあきないは軌道に乗るのか」「たとえ美味しいあんぱんでも、2、3銭で買って食べたパンを次から10銭で買うのは難しいんでないかな?」

 息子と再開した登美子の反応がこの先の不幸を想像させ、嵩や千尋を心配する声が上がっていた。また、「朝田パン」の今後も気になる。
 
(文・野原まりこ)

【関連記事】
【写真】嵩役・木村優来の雰囲気が秀逸。貴重な未公開カットはこちら。NHK朝ドラ『あんぱん』劇中カット一覧
最もツッコミどころが多かった朝ドラは? 迷シーン5選。お茶の間をざわつかせた「愛すべき違和感」をセレクト
歴代最高の朝ドラヒロインは…? 連続テレビ小説史上もっとも魅力的な女性主人公5選。国民から最も愛されたヒロインをセレクト

【了】

error: Content is protected !!