「脱出ゲーム」で問題解決! のはずが…。
周りは植木を心配して声をかけるが、植木自身は「邪魔をされている」と捉えているため、敵対視。要するに、聞く耳を持たない。
過去に手柄を横取りされた過去があるからなのだろうが、これは一緒に仕事はしづらそう…。誇張している部分はあるが、植木のようなタイプの人はどの組織にもいるよなあ、と思う。
プライベートでも同じような行動を取り、「私がいないと何もできない」と言う人も。「自分がいなくてもどうにかなる」と思われるのは寂しいけれど、「自分がいなくては!」と言われるのも周りとしては荷が重い。
今回のポイントは、どうしたら植木が改善点を素直に聞き入れてもらえるかだ。
人見が取った手段は、真野や植木、と関係者を呼び出して脱出ゲームを行わせるというもの。ゲームを通して他者と協力すること、お互いに話をすることの大切さを説くというプランだった。
が、人見が植木たちを閉じ込めた現場の鍵を失くしてしまい、本当に閉じ込められることに。
急ぎの仕事がある植木のために、閉じ込められた全員と人事部で協力し、鍵を失くした場所を導き出そうとするが、どうしても間に合いそうにない…。そこでようやく植木は自ら部下に頼ることを選択した。
…かなりの荒療治だ。どうやら、人見は問題を解決するために自発的に動くものの、決してスムーズにことを進められるわけではないようだ。しかし、うまくいかない周りがサポートし丸くおさめてしまうのだからすごい。
その後、植木は他人を頼ることを覚え、コンペも無事にうまくいき、万事解決と相成った。