たとえ「地獄」でも…宇佐美(内野聖陽)の存在意義
熱くまっすぐで、訓練生たちに対してはまるで子供たちのように接して後押しする。先1年に及ぶ訓練は紛れもなく「地獄」と呼んで差し支えないものなのだろうが、若者の心情もちゃんと慮る宇佐美のような教官が上に立っていることは大きな救いだろう。
実際に厳しいトレーニングを重ね、主演の内野はもちろん、訓練生の7人も引き締まった肉体を披露しており、作品としての説得力もたしかだ。ただ、救難員としてはまだまだ未熟な彼らがどのような成長を遂げていくかも注目していきたいところ。
沢井の過去に関しては明らかになったところだが、他の6人がどのようなバックボーンを持って、いまこの場に立っているかも定かではない。彼らのこれまでとこれからに着目したいのはもちろん、一人も欠けることなく全員で揃ってPJとなることを願いたい。
(文・まっつ)
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