今田美桜“のぶ”を戦慄させた女子師範学校の理不尽なルールとは? NHK朝ドラ『あんぱん』瀧内公美“黒井”が本格的に登場!

text by 野原まりこ

今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第21話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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強烈な新キャラ・黒井雪子(瀧内公美)登場

連続テレビ小説『あんぱん』第5週 第21話 ©NHK
連続テレビ小説『あんぱん』第5週 第21話 ©NHK

 昭和11年。のぶ(今田美桜)は女子師範学校の寮に入るため、家を出る。しかし、軍国主義の担任・黒井雪子(瀧内公美)や、先輩たちの厳しい指導によって生活は一変。夜中に寝ているところを起こされたのぶは、先輩のトイレに付き添い、桶と手拭いを用意させられたほか、起床時間よりも早く起こされるなど、理不尽なルールに縛られる。

 一方、浪人生となった嵩(北村匠海)は千尋(中沢元紀)に触発され、「本当は絵を描いて生きていきたいんだ」と心のうちを叫ぶ。

 のぶが女子師範学校の厳しさに面食らった一方で、嵩が自分の本当の気持ちに気づいた第21話。第5週はまさかのスタートとなった。ここでXに寄せられた視聴者による感想を見ていこう。

「寮生活キッツイな…」「宝塚音楽学校を連想した。過度に緊張を強いるのが伝統みたいな」「寮の先輩とか風習とかが怖すぎー。何で先輩の夜中のトイレに付き合わなきゃなんないのー?」「嵩が絵を描いて生きていきたいと言った時の、千代子さんの顔が…。気の毒で見てられない」「千尋のおかげで気持ちをはき出し、タイミングよく伯父さんたちにも聞かれて、まあよかったのかな、これで」

 のぶを心配する声や、嵩を応援するコメントが見られた。これから2人がどんな人生を歩み、何を思って生きていくのか、今後の展開に注目していきたい。
 
(文・野原まりこ)

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【了】

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