「俺のこと、本当に信じられますか?」
魔物は一体誰?
塩野瑛久はもちろんのこと、麻生久美子の色気が凄まじい。先月まで放送されていたNHK連続テレビ小説『おむすび』では素朴でチャーミングなヒロインの母親を演じていただけに、なんだかいけないものを見ているような…。だが、こんなのはまだ序の口で、次回以降はもっと激しいベッドシーンが待ち受けているのだろう。
現時点では、完全に凍也のペースに巻き込まれているように見えるあやめ。冒頭で紹介した証言が匂わせているように、これも全て凍也の計算の内なのだろうか。奥太郎の殺害容疑も完全に晴れたわけではなく、警察は奥太郎の部屋から夏音のヌード写真を押収する。
2人の不適切な関係に気づいた凍也が嫉妬心から奥太郎を殺害したのだろうか。それとも、奥太郎と生前折り合いの悪かった陽子と潤のどちらかが殺害し、その罪を凍也に擦りつけようとしているのか。
「俺のこと、本当に信じられますか?」という凍也の台詞は私たち視聴者にも向けられている。不幸な生い立ちから愛に飢えているだけの純粋な男にも見える凍也。信じるか信じないかはあなた次第だ。
(文・苫とり子)
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