今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第23話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

——————————

黒井（瀧内公美）に打ちのめされるのぶ（今田美桜）

　ある朝、蘭子（河合優実）は岩男（濱尾ノリタカ）から結婚を申し込まれる。蘭子はひとり作業する豪（細田佳央太）に、縁談についてどう思うか尋ねる。その夜、蘭子はそろばんを弾く羽多子（江口のりこ）に縁談を受けることに決めたと報告する。しかし、羽多子は亡き父・結太郎から送られた手紙を見せて、蘭子に本当に大切な人がいるのではないかと問う。

　一方、女子師範学校では薙刀の授業が行われていた。黒井（瀧内公美）と対峙し、圧倒されたのぶ（今田美桜）とうさ子（志田彩良）は、一緒に強くなろうと約束する。

　そのころ、寛（竹野内豊）は数学の問題に苦戦する嵩（北村匠海）に問題を解くためのコツを教える。また階下では、千代子（戸田菜穂）が柳井医院の跡継ぎを生めなかった自分を責めていた。しかし寛はそんな千代子を抱きしめて、安心させるのだった。

　朝一番、蘭子がプロポーズされ、度肝をぬかれた第23話。また、それぞれの場所でも物語が進み、目まぐるしい展開に惹きつけられた。ここでXに寄せられた視聴者の感想を見ていこう。

「岩男、いきなりプロポーズ！？今回は序盤から驚かせる展開ですな。」「豪ちゃんとの恋の行方はどうなってしまうがやき…」「うーん、やはり蘭子は自分を犠牲にして家を守ろうとしてるんだねぇ。」「寛先生、素敵すぎる。」「叔父さんが本当にいい人だ。」「今日の柳井家の寛さんと千代子さんのシーンキュンキュンしちゃったんですけど、私だけですか！？『わしと結婚したがやないがか』『わしは千代子に惚れて一緒になれて、これ以上の人生はないと思っちゅう』こんなハッキリ言える夫最高すぎじゃないですか」

　明日以降、蘭子と豪の関係にも注目だ…。
　
（文・野原まりこ）

【関連記事】
・【写真】竹野内豊のイケおじっぷりが眩しい貴重な未公開カットはこちら。NHK朝ドラ『あんぱん』劇中カット一覧
・次の朝ドラヒロインにふさわしい女優は？ 次世代の国民的女優5選
・歴代最高の朝ドラヒロインは…？ 連続テレビ小説史上もっとも魅力的な女性主人公5選

【了】