痛みと苦労を知るからこその強さがある
毎話のように新たな気づきを与えてくれる詩穂はまさに本作のアイコンだ。痛みと苦労を知るからこその強さを持つ彼女は女性にとってもひとつのロールモデルとなるのではないか。
そんな彼女に不穏な影が忍び寄る。「あなたのような専業主婦はお荷物です」という手紙が届いていたようだ。
その犯人はおそらくシングルマザーの白山はるか(織田梨沙)だろうが、“お荷物”とする真意が気がかりなところ。さらには、詩穂の人生を形作る上である意味で重要な役割を担った父親も見守っているようだ。彼女が選びつかみ取ってきた平穏と幸せは維持できるのか、今後も注視していきたいところだ。
(文・まっつ)
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