今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第25話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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嵩（北村匠海）が東京高等芸術学校に合格！

　東京高等芸術学校合格発表の日。結果を見る勇気が出ない嵩（北村匠海）は、ひとりベンチに座っていた。そこに寛（竹野内豊）が現れ「絶望の隣は希望や」と励ます。しかし、嵩がまだ結果を見ていないと知った寛は、嵩の腕を掴み急いで掲示板に向かう。一方、合否を待ち侘びていた柳井家は、嵩から合格の電話を受けて大喜びする。

　そのころ、薙刀の稽古をしていたのぶ（今田美桜）は、嵩の合否が気になって身が入らずにいた。うさ子（志田彩良）と試合をして負けたのぶに、黒井（瀧内公美）は信念のない己に負けたのだと言う。

　無事に合格が決まり、夢への第一歩を踏み出した嵩。一方で、思うように成績が振るわないのぶとの対比が描かれた。ここでXに寄せられた視聴者によるコメントを見ていこう。

　「竹野内豊演じる、寛さんの言葉ひとつひとつがホントに素敵だったなぁ。」「今日も竹野内豊祭り」「『なんのために生まれて なんのために生きるのか』『人生は喜ばせごっこや』深い、、寛伯父さん大好き。たまるかああ！！！！「のぶが入学したり崇が合格したりいろいろあったけど、今週は寛さん(竹野内豊)が主役だったな」「嵩、合格おめでとう！うるっときてしまった。来週から戦時下ですか…」「うさこちゃんがちょっと心配なくらい染っていたな」「来週の予告を見ただけで胸が苦しくなる。」

　夢のために勉学に励む嵩を支え続けた寛にスポットが当たった第5週。来週はいよいよ戦争編に突入しそうだ…。今から不安が募るばかりだ…。
　
（文・野原まりこ）

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