『波うららかに、めおと日和』第2話考察&感想。本田響矢が最高!芳根京子との美しいキスと会話劇…魅力的な理由は?【ネタバレ】

text by 菜本かな

芳根京子主演のドラマ『波うららかに、めおと日和』が放送中だ。本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を描いたハートフル・昭和新婚ラブコメ。今回は第2話のレビューをお届けする。(文・菜本かな)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:菜本かな】

メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。

『波うららかに、めおと日和』に心が浄化される

『波うららかに、めおと日和』第2話 ©フジテレビ
『波うららかに、めおと日和』第2話 ©フジテレビ

 今週も、瀧昌(本田響矢)が最高すぎた! “新婚旅行”にワンピースを着てきたなつ美(芳根京子)を見た瞬間、「なんだ。この、かわ、かわ、可愛い…!」とあわあわ。そして、海辺でなつ美のスカートがめくれそうになったときも、あわあわ。「寒いから!」と上着を渡したのも、可愛すぎる! それにまったく気づかず、「(短いスカートは)海軍さんの嫁として相応しくないですよね」と謝罪するなつ美もピュアで尊い。

瀧昌「そういうことじゃなくて、俺が目のやり場に困るんです!」
なつ美「わたしは、瀧昌さまになら見られても…」
瀧昌「そ、そのようなことを簡単に女性が言うのはいかがなものか!」
なつ美「簡単じゃないですよ! わたし、すごく勇気を出して言ったんです!」

 なんだ、この尊い会話劇は…! 恋愛ドラマって、ヒロインに自分を投影してキュンキュンすることが多いけれど、『波うららかに、めおと日和』に関しては、楽しみ方がちょっと違っていて。

 なつ美と瀧昌のピュアピュアな恋の行方をひっそり見届けたい〜! 町人Aでもいいから、近くでおせっかいを焼かせてくれ〜! という気持ちになってくる。なんだろう。2人を見ていると、とにかく心が浄化されるのだ。

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