ドラマ『イグナイト -法の無法者-』第3話考察レビュー。アンミカの見た目が全然違う…弁護士ドラマ異例のシーンとは?【ネタバレ】

text by ばやし

ドラマ『イグナイト -法の無法者-』(TBS系)が放送中だ。本作は、争いの火種を見つけ、訴訟を焚きつけるダークリーガル・エンターテインメント。間宮祥太朗が、大金を稼ぐ“無法者”な弁護士を演じる。今回は、第3話のレビューをお届け。(文・ばやし)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:ばやし】

ライター。1996年大阪府生まれ。関西学院大学社会学部を卒業後、食品メーカーに就職したことをきっかけに東京に上京。現在はライターとして、インタビュー記事やイベントレポートを執筆するなか、小説や音楽、映画などのエンタメコンテンツについて、主にカルチャーメディアを中心にコラム記事を寄稿。また、自身のnoteでは、好きなエンタメの感想やセルフライブレポートを公開している。

高山恭子(アンミカ)の依頼は?

『イグナイト –法の無法者-』第3話©TBS
『イグナイト –法の無法者-』第3話©TBS

「お前はすでに俺の手のひらの中なんだよ」

 轟(仲村トオル)は法律事務所を辞めようとした宇崎(間宮祥太朗)に対してそう言い放つ。その言葉の真意は、宇崎の実家が経営している弁当屋の借金500万円をピース法律事務所で肩代わりしたことにあった。

 引き続きここで働くことを余儀なくされた宇崎は、東京地裁に向かうほかの3人から事務所で留守番しているように言い渡される。まるで中学生のような扱いを受ける宇崎だが、大学でもクラブでも派手に暴れ散らかしていたので、待機命令が出るのも無理はない。

 しかし、往々にしてそんなときにこそ依頼が舞い込んでくるものだ。轟の「何かあったら対応しておけ」の言葉をまっすぐに受け取った宇崎は、事務所にやってきた帆刈町で大衆食堂を営む高山恭子(アンミカ)の依頼を独断で対応してしまうのだった。

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